「急須の話」改訂版第4版送って頂きました。


今でも町の陶芸クラブに通っているのですが、急須を作るのにハマっています。そこで急須についての知識を深めようとインターネットで急須について書かれた本を探しても数が少ないです。

 その中の一つ「急須の話」と言う小冊子があります。おもに急須を作っていらっしゃる陶芸家の山本広巳さん著書の本になります。書店には売っていません。急須の話のベージ にあるメールアドレスに問い合わせて送ってもらうようにしてください。



急須は五つのパーツで出来ていますが、蓋と蓋受けが隙間がなくビッタリとはめるのは難しい。どうしても乾燥させている途中で蓋が蓋受けよりも小さくなってしまってガタついてしまう。やはり蓋を少し大きめに作って微調整するしかない。茶漉しの孔は、出来るだけ小さく綺麗に開けたいが、これがなかなか綺麗に出来ない。ポンスと言う道具を使うのですが、径が2mmの茶漉しポンスは少し大きな穴になってしまう。1mmの茶漉しポンスは、今は売っている所がないし、値段が高い。ダメになった雨傘の骨を加工して代用するのが一番良いと言うことになります。今は大体横手急須を作っているのですが、取手と急須全体のバランスが難しい。注ぎ口は、非常に繊細で、後ろ漏れのしない注ぎ口を作るのは経験が必要だと思います。現在手捻りで16個目の急須の成形が終わったところですが、これから何年かかるか分かりませんが、100個は作りたいですね。

Posted: 金 - 12月 12, 2014 at 07:53 午前          


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