MAC OS 10.7にVIRTUALBOX 4.1.8を入れてみた。


去年10月、とうとうMac miniを買いました。初めてのintel macです。VirtualBoxと言う無料の仮想OSを実行出来るソフトの存在は、以前から知っていましたが、肝心なintel macを持っていないので使用することが出来ないでいました。

Power Mac G4Virtual PC for Mac Versiton 7を使用していた時は、余りにもスピードが遅く、Virtualソフトは大体こんな物だと言う認識がありましたが、VirtualBoxの最初の感想は、十分使えると思いました。ただVirtual PCは、Virtual Windows画面からMac OS画面へのドラッグ&ドロップの直接コピーに対応していたのですが、VirtualBoxは対応していないのが残念です。
色々なサイトでVirtualBoxは取り上げられていますので、インストールしたところまでは省略します。
関連するサイトは下記の場所です。
VirtualBox Mania
Oracle VM VirtualBox ダウンロード
機種とOS:Mac OS 10.7.2,Mac mini 2.3 GHz Intel Core i5,メモリー8GB
Windows:Windows XP Home Edition

メニュー項目デバイスをプルダウンしてGuest Additionsのインストールを実行します。ポインターが、WindowsとMac OSの間を自由に動かすことが出来る様になります。


起動設定画面です。設定は、特別な設定はせず、ソフトの指示に従ったものであり、標準設定です。


機能拡張Oracle VM VirtualBox Extension Packをダウンロード、インストールします。


USB設定は、USB2.0(EHCI)コントローラを有孔化(H)にチェックを入れます。


Mac OS側の共有フォルダの設定をします。



Windowsを使いたい理由は、Windowsにしか無いソフトが有り、それをどうしても使いたいからです。私の場合は、「確認申請プログラムVer.1.1.4」「改正基準法対応 換気システム設計ソフト」「JW-cad WIN」でこれらのソフトが問題なく動く環境をMac OS上に作ることです。このVirtualBox 4.1.8の以前に、「MikuInstaller」を試して見たのですが、どうにか動くのは「JW-cad WIN」だけでした。Windows OSはいらないのですが、「Wine」と「X11」を使って無理矢理Mac OS上でWindowsソフト動かすので、フォントとインライン変換「ことえり」がうまく行かなかったりしますが、VirtualBox 4.1.8は、完成形に近づいて来ているソフトです。
 VirtualBox 4.1.8の設定でちょっと工夫が必要なところが有ります。ドラッグ&ドロップに対応していないので、Mac OS側、Windows側両方に共有フォルダを設定してどちらからもアクセス出来る様にします。もう一つは、USBの認識があまりうまく行かない点です。




USBの接続がうまく行くと下記の様にチェックマークが付きます。


USBの接続がうまく行っていない場合は、下記の様なメッセージが出ます。


canon iP2600 series(インクジェットプリンタ)は、Windows XPに組み込まれているドライバーソフトを使用したので、問題なく認識してくれますが、Hewlett-Packard DesighJet 500+HPGL2(大判インクジェットプリンタ)は、Windows XPに組み込まれているドライバーソフトがなく最初HPホームページからダウンロードしたドライバーソフトを組み込んだのですが、とうとう認識することが出来ませんでした。がしかし、Windows XPのプリンタ追加ウィザードWindows UpdateからDesighJet 500+HPGL2のドライバーを見つけてインストールすると認識出来ました。どうやらデジタル署名されていないドライバーは特に認識しないみたいです。


それでもやっぱりDesighJet 500+HPGL2は認識しづらいです。DesighJet 500+HPGL2の電源を先に入れておいてWindows XPを起動する様にしないと認識してくれなかったりします。USBの接続にはまだまだ不完全な所が有るみたいです。
VirtualBox 4.1.8は無料ソフトであり、Windows OSソフトをすでに持っている人(Mac OSX Lionのように安くはないので)にはオススメです。

Posted: 火 - 1月 17, 2012 at 08:03 午後          


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