BENQ FP71E+の修理・続々続編


2月にMOSFET IR FU9024Nを交換して10月中旬位まで調子良く使用していましたが、このところ画面が明るくなったり暗くなったり繰り返すようになったので、安定的に電流が供給出来なくなったようです。

またまた分解して中身を見てみました。どうもハンダ不良が原因ではないか、という結論に達しました。素人のハンダ付なので、芋ハンダになってしまっている所もあり、また前回行った安い半田ごての修理による基板銅箔部分の剥がれ部分に問題があるようです。素人だからといって安い半田ごてでは、もっと事態を悪化させてしまいます。改めてハンダ付けの難しさが分かりました。HAKKO BLUE SET 1,000円以下の40Wニクロム線半田ごてでは、基板を痛めてしまいます。最低でもHAKKO DASH 20Wセラミックヒーター半田ごてを使用して、修理をしないとすぐに調子が悪くなったりすると感じました。


台湾のメーカーBenQの液晶モニタまたは、BenQのインバータ基板を使用しているメーカーのものは、電解コンデンサーの問題、半田づけの問題があるように思います。一見きれいにハンダ付けされているように見えますが、見た目では分かりません。ハンダ付けの基本の徹底をメーカーとしてきちんと指導しているのか疑問に思います。Yahoo!オークションで、BenQ製のジャンク液晶モニターの多いのは、不良の電解コンデンサー、ハンダ付けの未熟さからきていると思います。

Posted: 木 - 11月 4, 2010 at 07:17 午後          


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