彫刻家・箕口 博(ミグチ ヒロシ)


 8年位前、このBlogに無名の彫刻家として書きましたが、滋賀県に住む叔母さんが、飯山市に作品36点を寄贈したした事が「飯山市総合学習センターだよりNo.58 平成24年2月15日発行」に書いてありました。

 54歳で亡くなった叔父は、晩婚でしたので二人の子供たちは、まだ小さかったのですが、この叔母さんは、立派に二人を育て上げ、その間、廻りの皆さんの協力もあったのでしょうが、何度となく叔父さんの個展を開催しています。叔母さんも年を重ねるにつれ、この作品を管理していく事が大変になってきたと思います。生まれ故郷の飯山市が、作品を受け入れてくれた事に感謝します。どうかこの作品が、飯山市民に常時見られる場所を確保してくれる事を願います。
 寄贈された作品は36点という事で抽象彫刻が主だと思いますが、箕口博の彫刻は、具象彫刻(仏教彫刻)に深い精神性が宿っていると思います。出来れば飯山市に、叔父のすべての作品を受け取ってもらいたいと思います。仏教彫刻なしに箕口博の彫刻を語る事は出来ないからです。







Posted: 木 - 7月 12, 2012 at 05:23 午後          


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