建物には必ず窓がある。

窓の役目は、室内に光を入れること、室内の換気をすること、室内から外を見ることです。
室内から外を見ることに、外の景色を見ることがありますが、それは外の景色がすばらしい時です。大きな開放的な窓であったり、外をのぞくような小さな窓だったりします。
室内の換気をすること、それは大きく開口をあける必要はなく、小さな窓で十分部屋の空気を入れ換えることが出来ます。ただ、効率よく換気をするためには、空気が入る窓と出る窓が必要です。
室内に光を入れること、このことが建築空間を人の宿る空間にするための必要条件です。どのように室内に光を入れるかが、建築をデザインする上で一番気にかけることです。建築をつくる者のデザインの個性が一番出るのが窓のデザインなのです。

Posted: 火 - 8月 10, 2004 at 10:20 午前          


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